革新的な概念実証(PoC)デバイスの開発により、次世代ワイヤレスネットワーク実現に向けた重要なマイルストーンを達成
東京・台北 — 2024年1月5日 — 次世代の高周波ワイヤレスネットワークの実現を目指すVisbanは、このたび、ガラス基板を活用したミリ波(mmWave)概念実証(PoC)デバイスの実証に成功しました。Visban独自の先進技術を活用した本デバイスは、高周波通信分野における重要な技術的前進を示すものです。
本PoCデバイスは、台湾の工業技術研究院(ITRI)との共同開発により実現しました。ミリ波通信は、高速・大容量通信や超低遅延を実現できる一方で、通信距離が限られ、建物や樹木などの障害物の影響を受けやすいという課題があります。今回の成果は、こうした課題の解決を通じて、Visbanが目指す高周波ミリ波ネットワークの実用化に向けた大きな一歩となります。
Visban共同創業者兼代表取締役社長である エスビー・チャー(Dr. SukBae Cha ) は次のように述べています。
「私たちの目標は、ミリ波ネットワークの展開を根本から変革し、技術面だけでなく経済面においても実用的なものにすることです。Visban独自のガラス基板技術は、障害物を回避しながらミリ波信号を効率的に伝送し、建物内への通信エリア拡張を可能にします。これにより、高額な基地局を大量に設置する必要性を低減できます。ガラス基板技術は私たちのビジョンを実現する中核技術であり、今回28GHz帯で動作するPoCデバイスの開発に成功したことは、その実現に向けた重要なマイルストーンです。」
ITRIについて
工業技術研究院(Industrial Technology Research Institute:ITRI)は、台湾を代表する産業技術研究機関です。長年にわたり先端技術の研究開発と産業イノベーションの推進に取り組んでいます。詳細については、ITRIのウェブサイトをご覧ください。