Visban、Beyond Next VenturesからシリーズAの資金調達を実施

2026年2月27日】

AI制御によるミリ波(mmWave)ネットワーク技術の開発を行う株式会社Visban (本社:東京都、代表取締役社長エスビー・チャー、以下「Visban」)は、Beyond Next Ventures株式会を引受先とした第三者割当増資を実施し、シリーズAラウンドを完了したことをお知らせします。本ラウンドには、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)および国内の戦略的事業会社も参画しています。

Visbanの独自技術「V-Mesh™」について

5Gの普及が進む一方で、ミリ波(28GHz帯など)の高周波数帯は電波が減衰しやすく、遮蔽物の影響も受けやすいため、十分なエリアカバレッジを確保しにくいという課題があります。Visbanは、こうしたミリ波通信のつながりにくさを解消する独自の「V-Mesh™」技術を開発しています。

「V-Mesh™」は、ネットワーク制御型のリピーター(NCR:Network-Controlled Repeater)を協調させてメッシュ状に配置することで、ミリ波のカバーエリアを劇的に拡張します。中央制御型AIコントローラ(AIオーケストレーター)が信号をリアルタイムに最適ルートへ誘導し、屋外から屋内へのシームレスな移行を可能にします。

また、ディスプレイ製造技術で用いられる「ガラス基板」を通信アンテナに応用することで、コスト効率と高い通信性能、そしてデバイスの小型化を両立しています。Visbanは、5Gの有望なユースケースであるFWA(Fixed Wireless Access)をはじめ、ローカル5G、Beyond 5G/6G領域において、通信の「死角」をなくし、信頼性の高い接続を支える次世代インフラの実装を推進します。

今回の調達資金は、製品開発、システム検証、AIトレーニング、および戦略的パートナーとの実証試験に充当されます。

株式会社Visban 代表取締役社長 エスビー・チャーのコメント:

「Beyond Next Venturesは、ハードサイエンス(ディープテック)に基づく技術を研究段階からグローバルな事業へと昇華させる難しさとその本質を熟知しています。まさに、Visbanが次のステージへ飛躍するための理想的なパートナーです」

Beyond Next Ventures株式会社 代表取締役社長 伊藤 毅 氏 / プリンシパル 蔭山 裕行 氏のコメント:

Beyond Next Ventures 株式会社について

Beyond Next Venturesは、地球規模の社会課題の解決に挑む研究者・起業家とともに、研究成果を社会の価値へとつなぎ、その価値が次の研究と挑戦を生む好循環の創出を目指します。ディープテック・スタートアップへの投資に特化した480億円のファンドを運用し、独自のカンパニークリエーション機能、数百名以上の経営人材マッチング、ディープテックに関わる国内外のキーパーソンが集う「TECHNIUM Global Conference」の実施などを通じて、資金・人材・ノウハウを結集し、産学官一体となって研究成果の社会実装を支えるエコシステムの構築を推進します。

所在地: 東京都中央区日本橋本町3-7-2 MFPR日本橋本町ビル3階

代表者: 代表取締役社長 / 代表パートナー 伊藤 毅

URL: https://beyondnextventures.com/jp/

株式会社Visbanについて

Visbanは、ミリ波ネットワークの実用性を飛躍的に高めるAI制御型次世代インフラ技術を開発しています。Visbanが開発する「V-Mesh™」は、独自のAI制御システムとネットワーク制御型リピーター(NCR)を連携させ、通信経路をリアルタイムで最適化する技術です。これにより、遮蔽物や環境変化の影響を受けやすいミリ波帯の課題を解決し、基地局の過度な高密度化に依存することなく、安定した高帯域接続を実現します。

所在地: 東京都文京区向ヶ丘2-3-10 東大前 HiRAKU GATE 601

 URL: https://visban.com/ja/


 

 

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